(勘違いしてない?)反発を確認しただけの安易なエントリーを避けるべき理由

避けるべき!反発を確認しただけの安易なエントリー!

「高値掴みを避けるために、価格が下落してから反発するのを待ってエントリーしてみた」

「上昇が始まると思ったけど、その後はズルズルと下がってしまい損切りしてしまった」

上記のような苦い経験をしてきたことはありませんか?

価格が下がってきて、しっかりと反発を確認してエントリーした。

それにも関わらず相場が逆行してしまい、損切りしてしまう。
酷い時には、損切りができずに強制ロスカットで資金の大半を失ってしまうなんていう経験も少なくないはず。

当記事では、多くのトレーダーが「正しい」と思ってエントリーしてしまう反発確認でのエントリーが上手くいかない理由と対策について詳しく解説します。

巷の書籍やセミナー、DVDで学んだエントリー知識を持っている人。

そして、「なぜ、いつも自分のポジションが損切りさせられてしまうのか」と悔しい思いをしている方は、当記事を読むことで「騙しのカラクリ」について気づきが得られるはずですよ。

目次

1. 反発確認でエントリーしたら騙された!よくある損切り・ロスカットのパターン

冒頭でもご紹介したように、反発を確認してエントリーしたら価格が落ちてきてしまった(騙しだった)なんて経験はありませんか?

ローソク足の形、移動平均線やサポートラインの確認など、目安としている指標を元に陽線の反発を確認したはず。
それでも、エントリーをしたら価格が落ちてきてしまうてことはよくありますよね。

また、エントリー後に価格が落ちてしまうといえど、下落には幾つかのパターンがあるものです。

そこで、以下のように4種類の代表的なパターンについて解説します。

  • 反発の陽線を確認してエントリーしたら下がってしまう
  • だらだら下げ(2回騙し)に耐えられず手放してしまう
  • トライアングル(三角持ち合い)で二度の騙しがある場合
  • 直近安値の−2ティックに入れた損切り設定が切られてしまう

あなたのトレード経験から、どのくらい類似したパターンがあったかもチェックしてみましょう。

    1-1. 反発の陽線を確認してエントリーしたら下がってしまう

    まず、反発の陽線を確認してエントリーしたものの「騙されてしまう」「価格がエントリーした建値を下回ってしまう」という、一般的なパターンについて確認してみましょう。

    上図のように、トレンドにおける高値からの調整を確認し、陽線の反発が出たタイミングでエントリーしたとします。

    特に、反発のはじめに出る陽線が強い場合などは本格的に上昇への兆しが見えるため、多くのトレーダー(素人)は強気になりがちです。

    そこで、反発の陽線を確認し、高値を超えたポイントでエントリーをしてしまい、気づいたら先程の勢いは失われている場合が非常に多いです。

    結果、反発した価格帯を割ってしまうことで勉強熱心なトレーダーは損切り。

    「反発したはずだから、建値までは戻るはず」と感情的になってしまうトレーダーは、その後の急落・ジリ下げによって強制ロスカットされてしまうケースが多いです。

    「いいところでエントリーできた!」

    と、ちょっとの含み益で嬉々になるのも束の間。
    そのあとは、あなたがポジションを手放すまでとことん落ちていってしまうものです。

    1-2. だらだら下げ(2回騙し)に耐えられず手放してしまう

    上図は、騙しを2回繰り返した図となります。

    上記の項目で紹介した「よくある騙しのパターン」は、1回だけですが、相場を動かす大口は素人トレーダーが高値で玉を保有していることを許しません(理由は後述)。

    一度のふるい落としで素人トレーダーのポジションが解消されない場合、二度のふるい落としを行う場合があります。

    ふるい落とし:高値圏で、素人トレーダーがポジションを保有していられないような、急激な下落やジリジリとした価格下落を起こすことです。出来高の伴う陰線による調整をし、大口は狙った安値圏で玉集めをする目的がある。

    二度目のふるい落としをすると、高値付近でポジションを保有していたトレーダーは、以下のような状況に陥ります。

    • 弱気になってしまい、損切りしてしまう
    • 証拠金が足らずに強制ロスカットされてしまう

    すでにお気づきかもしれませんが、一度目も二度目も同じようにふるい落としが行われているのです。とはいえ、二度目のふるい落としでは高値付近からの下落率も大きくなるので、綺麗に精算されてしまう傾向があります。

    因みにですが、なだらかな下げを演出しているために素人トレーダーはギリギリまで耐えようとします。

    その後も、含み損を抱えたトレーダーは建値まで戻ることを期待しますが、騙しの反発を繰り返しながらジリ下げしてしまうのです
    そんな価格の動きに耐えられず手放した箇所こそが、大口が拾うポイントになるのです。

    1-3. トライアングル(三角持ち合い)で二度の騙しがある場合

    相場はよく「レンジ8割、トレンド2割」と言われるように、レンジ相場を形成することが多いです。

    なかでも、上図のように典型的なトライアングル(三角持ち合い)は、「a-b-c-d-e」波と調整を挟みます。
    a・c波に着目すると、トライアングルにも二度の騙しが発生してからトレンド形成している特徴に気付きますね。

    「a波付近で陽線を確認したものの、b波で下落。続くc波でも陽線を確認したものの、d波で下落」
    「もういいや」と素人トレーダーが思った瞬間、しばらくして力強い上昇が発生してしまった。

    こんなイライラする体験を一度はしたことがあるはず。

    他にも、二度の騙しに耐えて上にいくと見せかけてポジションを保有していたら、下限ラインを割り込んで損切りさせられてしまうパターン。

    下図をご覧ください。

    例えば、上図のe波に注目するとa・c波で下値をかためてきた下限ラインを一気に割り込んでいます。
    素人トレーダーがここぞとばかりに仕込んでいた下限ライン(サポートされて反発すると見込んでいたライン)を割ることで、損切りが発生することが想像できますよね

    そして、ポジションの溜まっていた価格下で大口は玉を集め、平均取得単価を下げます。

    残念なことに、その後は何事もなかったように強い上昇をして、多くのトレーダーは置いていかれてしまうのです。
    と、同時にレンジのブレイクでは、大口は大量のポジションを新規の買い圧力にぶつけて利益確定を行います。

    以上のように、ダラダラとした売り圧力(ジグザグやフラット)、レンジ(トライアングル)は、大口が中途半端な買いポジションを刈り取り、なるべく安い価格でポジション保有するために形成しているのが分かります。

    *ダラダラとした下げや急勾配な下落、レンジ相場はエリオット波動の修正波としても解釈できます。詳しくは、「エリオット波動の修正波をマスター、トライアングルから複合修正波まで」にて解説しています。

    1-4. 直近安値の−2ティックに入れた損切り設定が切られてしまう

    心当たりがあるかもしれませんが、教科書通りの損切り目安でトレードすると以下のようになります。

    • 直近安値ー2ティックに損切り(LC)を設定する
    • レジスタンス・サポートラインの抜けた箇所に損切りを入れておく
    • 移動平均線を下抜けた箇所に損切りを設定しておく

    その結果、

    • 損切りをしたら下げ止まった
    • 自分のポジションを刈った後にトレンドが転換してしまった
    • 強いヒゲを作って急反発した

    なんてことが起こりますが、どうしてこんなことが起きるのか疑問ですよね。

    そこで、下図をご覧ください。

    大衆の目安としている損切りラインは、大口の運用している「AI」や「プログラムによる売買」によって含み損を抱えているトレーダーのポジションを刈り取る絶好の機会です。

    「ちょっと余裕を持って損切りを設定している価格帯」

    そのような価格帯をしっかりと割り込み、素人トレーダーのポジションをカットするまで売り浴びせが行われてしまいます(反対も然り)。

    そして、多くの損切りラインである価格帯を突破した付近で、大口は玉集めを始めていきます。
    上昇の起点を作り、一般トレーダーによる買いがついてくることで力強く反発・上昇していくのです。

    あなたが熱心に勉強したトレード本やセミナーの知識は、大口にとっては格好の餌になってしまうのが分かりますね。

    2. 相場を動かす大口は何を考えているのか?チャートの裏側で起きている現実

    上述した章で既に触れましたが、大口の投資家はむやみに相場を動かしたい訳ではありません。

    最終ゴールは常に、自らが保有しているポジションを利益として決済したい思惑があります。

    それゆえ、上がったり下がったりするチャートには明確な根拠があります。
    その上で、大口が相場を動かし、時に多くのトレーダーが持っていられないような下落(価格変動)が起きる理由をまとめました。

    素人トレーダーが含み損を持っていられない動きをする理由を、大口の立場で整理すると、

    1. 大口が買い仕掛け・利食いを行いたいから
    2.  素人のロスカットで投げた玉を集めたいから
    3.  二回騙しを起こすことで素人の戦意を喪失させたい

    という、上記のような順番で大口は素人トレーダーから資金を奪い、相場を動かしていきます。各項目にて詳細を確認してみましょう。

    2-1. 大口が買い仕掛け・利食いを行いたいから

     

    まず、大口が相場を動かす最大の理由は買い仕掛け(売り仕掛け)を行い、大量のポジションを利食いしたいためです。

    ここで、大口の特徴を明確にしておきましょう。

    ・相場を動かす巨大な鯨であり、相場から大半の利益を獲得する上位2%集団
    ・資金力が巨大なため相場を動かしやすいが、それゆえに注文を通すのは苦労する
    ・大量の資金ゆえに大きな出来高を残しやすい
    ・素人のポジションを逆手に取った投資戦略を得意とする

    このような背景がある大口は、いかに大量の資金を処理(利益確定)するかを常に考えているのです。

    仮に、大口が直近チャートの中央付近や上値付近でポジションを保有してしまった場合、利益が確定できずに損失すら被ってしまう可能性もあります。

    そのため、相場を動かすことでより優位性のある価格帯(安値・高値)でポジションを保有し、利益の出る価格帯まで誘導するのです。

    2-2. 素人のロスカットで投げた玉を集めたいから

    上記で説明した大口の主な目的を果たすためには、「いかに優位性のあ
    るポジションを取れるか」が鍵となります。

    よって、大口は素人が高値で抱えている含み損ポジションを解消し、割安になった価格帯で玉を集めようとします。

    それには、素人トレーダーが強気になって買い入れてくるポイントを意図的に作り出したり、ふるい落とすための下落を演出する必要があります。

    思い当たる節はありませんか?

    先ほども画像付きで説明しましたが、大口が拾いたい価格帯まで誘導するための一つに、陽線の反発があります。

    下落が止まったかのように見せて、買いに入るトレーダーをふるい落とす常套手段。
    安値にストップをいれているトレーダーのポジションを解消するためには、「売り浴びせ」「買いをやめて放置」等の手段を取ります。

    最終的には、安値をさらに割って大口の拾いたい価格帯にまで落ちていくのです。

    素人トレーダーのロスカットによって、安値で玉を集め、上昇のトレンドを生み出すための準備期間にしていることを忘れずに把握しておきましょう。

    2-3. 二回騙しを起こすことで素人の戦意を喪失させたい

    大口は、「陽線反発の二回騙し」をすることで直近安値を二回割ってから相場を反転させる傾向があります。

    繰り返しになりますが、大口が「買い仕掛け」を行い、高値への上昇を誘って自らのポジションを利益確定するためには、徹底的に素人トレーダーの含み損ポジションを解消させて優位な価格帯で拾う必要があります。

    そこで取られる手段とは、「素人トレーダーのポジションを解消するために、直近安値を割る」こと。

    したがって、一度だけ安値を割っただけでは大口が目安としている価格帯でポジションを構築できない場合、二度目の安値を割るような動きを演出します(厳密にはケースバイケースとなる)。

    陽線を演出してからの買い放置による安値更新や、AI、プログラム売買による売り浴びせによって一度、二度と安値を割るのです。

    つまり、陽線が出たと判断したトレーダーは買いで入るも、二回も騙されてしまうことになるのです。
    「希望の陽線」と判断してエントリーしても、その後は下落が続くなんて最悪な気分ですよね

    最終的には、資金的にも、精神的にもキツいと追い込まれたトレーダーは静観することしかできなくなります。

    同時に、二度目の安値更新でしこたま買いポジションを構築した大口は一気に買い上げていきます。

    価格が上昇し、目安となるレンジやレジスタンスラインを抜けたタイミングで少しずつ利益確定。

    さらに、目安のラインが抜けると慌てたトレーダーの買い圧力が頂点に達します。
    そして大口は、目安となる価格帯まで到達したら一気に売り抜けてしまうのです。

    その後、どうなるかというと長めのヒゲや急落が起きてトレンドが収束していきます。
    相場はいつだってこのような思惑で動いており、大口によって強弱のある値動きが形成されていると納得できますね。

    3. 陽線反発の「騙し」に対応するために抑えておきたいこと

    ここまで、陽線反発でエントリーしたら騙されてしまうパターンや理由について詳しく解説してきました。

    トレンドが転換したと思ったのに安値を割って損切りしてしまった

    大口視点に立つと、自分の身にこんなことが何度も起きてしまう理由や背景を深く分析できるはず。
    では、どうしたら騙しを減らして優位性のあるポジションを構築できるのか気になりますよね。

    下記にて、3つの要点を絞ってご紹介します。

    3-1. ふるい落としを確認してからエントリーする

    まず、騙しを防ぐためのもっとも基本的な点として「ふるい落とし」を確認することです。

    これは、調整している下落トレンド(波動)で見られる陽線反発だけでなく、上昇トレンドにおいても共通しています。

    素人トレーダーが「せめて建値まで戻ってきて欲しい」とお祈りするポジションを損切り・強制ロスカットするまで、ふるい落としが行われます。
    出来高の伴う決済(損切り・強制ロスカット)が行われる一方、大口は安値になった価格帯で買い集めを行い、上昇への準備を始めます。

    要するに、高値圏で掴んでいるトレーダーのポジションが解消されるまで安易に飛びつくことは危険なのです。
    大きな出来高による陰線を確認し、以前の上昇よりも少ない出来高でも陽線が出た場合にのみエントリーを検討しましょう。

    ただ、陽線による反発を確認したからといって必ず上昇する訳ではありません。
    大口は、上値を軽くした状態で上昇への気配を誘っていることを逆手に取った柔軟なトレードをする必要があります。

    その一つに、最低でも二回の騙しを確認するということがあります。

    3-2. ゆっくり下げの場合は二回の騙しを確認する

    「下げてからの反発、そしてジリジリと再び下落する値動きが多すぎて損切りばっかり」

    あるあるですよね?そのため、一回だけでなく、二回は騙しを確認してからエントリーを検討したいです。

    特に、急落を狙ったふるい落としだけでなく、ジリジリとした下落によって価格・時間軸での調整を行うケースもあります。

    下落からの上昇と期待した反発だったのに、下がってしまった。
    この動きを二回ほど繰り返すことで、素人トレーダーが買いエントリーを控えようとする気にさせます。

    しかし、大口は素人の気持ちが変わる瞬間を狙っているのであって、二回目の騙しが終わると上昇への仕掛けを入れてきます。

    あくまで目安ですが、ゆっくり下げる(調整)パターンには以下のような二種類があります。

    ジリジリと下がる下落では、反発の陽線を作りながらも安値を更新する下落をします。
    高値圏のトレーダーが気付いたらポジションを解消させられてしまうほど、下落する可能性が高いです。

    この反発の騙しを確認した後が、エントリーチャンスとなります。

    他方、レンジとなるトライアングルではサポートラインによって下値が支えられる動きをします。

    「反発の陽線を二回、三回作っても上がらない」とポジションを解消した瞬間、上抜けすることもあります。

    反対に、トライアングルの形に気づいたトレーダーのポジションを解消するために、三度目のサポートラインを敢えて割ってから上昇する動きもあります。

    ですから、レジスタンス・サポートラインなどを敢えて割ってから、逆方向に価格が動くことを念頭に入れておきたいです。

    絶対はないですが、多くのトレーダーが意識している価格帯は「騙し」が頻発します。

    大口の思惑を逆手に取ったエントリーチャンスを狙いましょう。

    3-3. エリオット波動を活用するのもアリ

    ふるい落としや二回騙しを把握する上で役立つテクニカル分析の一つに、「エリオット波動」があります。

    エリオット波動とは、チャートにおける「一連の上げ下げ」を波動としてカウントして分析する手法。
    相場には特徴的な各波形があり、上昇への足掛かりとなる「修正波」と呼ばれるものを形成する。

    なかでも、「反発陽線からの騙し」として挙げられるものを幾つかチェックしておこう。

    急勾配な下落が特徴のジグザグ

    ジグザグ

    急勾配な下落を特徴とするジグザグは、3波動で形成される修正波。
    詳しくは、3波動で構成される副次波(ひと回り大きな波動をより細分化した波動)が「5-3-5」というカウントで形成されています。

    トレンドの出ている場面で価格調整を目的とした急激な下げが起き、スピード感のある波動です。

    深い価格調整をすることからも、素人トレーダーが弱気になりやすい波動と解釈しておきましょう。

    ややこしい形の下落をするフラット

    フラット *代表的なフラット(他にも多様な種類あり)

    ジグザグと同じく、フラットに関しても3波動にて形成されている修正波です。

    ただし、副次波に関しては「3-3-5」というカウントとなっており、複雑な波動になりやすいです。
    ゆえに、反発の陽線で前の高値を超えてから下落する調整を挟むこともあります(ヘッド・フェイクと呼ばれる)。

    とはいえ 、全体的な形としてはレンジになりやすいことを抑えておきましょう。

    時間調整をするトライアングル

    トライアングル *他にも多様な種類あり

    トライアングルは、「三角持ち合い」とも呼ばれるレンジにおける代表的な波動の一つ。

    大口が上昇・下降へのトレンドを形成するために時間を掛けて調整することから時間調整を行う修正波です。

    5波動形成の副次波「a-b-c-d-e」から形成されています。
    その上、一般的には各波形が進むにつれて上値・下値が縮小し、交差する付近でトレンドが発生します(三角形になる)。

    トライアングルは、上値・下値のラインが意識され、ちょうど騙しやブレイクするポイントにもなりますよ。

    上記のように、エリオット波動における修正波は「騙し」を回避するためのシナリオを想定する点で優れています。

    「絶対にエリオット波動通りになる」
    「調整は騙しが起きるから、反発陽線は必ず一度は下落する」

    という確証はありませんが、あくまで目安として相場の全体的な方向性を捉えられます。

    無駄な損切りを減らし、少しでも確度の高いエントリーに役立てられる指標として活用してください。

    エリオット波動に関するより詳細なことについては、下記の関連記事にて紹介しています。

    【関連記事】

    エリオット波動の修正波をマスター、トライアングルから複合修正波まで

    エリオット波動のカウントの仕方。見極めには3つの基本ルールの理解が重要

    4. まとめ

    今回は、反発陽線を確認しただけでは安易なエントリーを避けるべき理由について解説しました。

    一度は必ず、悔しい思いしたことがある高値掴み。

    そして、損切りやロスカットをしてしまい資金の多くを失ってしまったなんて経験もあるでしょう。

    大口の手口を紐解き、いかに彼らの目線で相場の方向性を分析していくかが大切です。

    「高値での売り圧力が十分に解消されているのか?」
    「二度の騙しを確認しているか?」

    形成されているチャートによって、騙しを防ぐ方法は変わってきますから絶対の正解はありません。

    ですので、上記で紹介した内容を何度もインプットし実際のチャートに当てはめて学びを深めてみてくださいね。