素人(個人投資家)はAIによって損切りさせられる?その理由と対策について紹介

素人(個人投資家)はAIによって損切りさせられる?その理由と対策について紹介

「大口投資家が利用するAIによる投資ってどんなものだろうか?」

「AIによって、個人投資家の資金は狙われる対象になっている?」

こんな疑問を一度は抱いたことがあるかもしれません。

そんな疑問の答えですが、現在の金融市場において「大口投資家の8割が、AIを駆使したトレードで利益を上げている」というのが実態です。

これは、AIを既に導入している大口の一例ですが、

ゴールドマンサックス 世界最大規模の投資銀行
ルネッサンス・テクノロジーズ アルゴリズム取引を得意とする新鋭のヘッジファンド。創業者は数学者出身のジム・シモンズ
ブリッジウォーター・アソシエーツ 著名投資家レイダリオ率いるヘッジファンド

など、一定のデータや条件を元にプログラムを組める「AI投資」は、日進月歩で技術革新を進める現代の最先端テクノロジー。
「金融」のような数字がモノをいう世界では、AIとの相性が良いため多くのヘッジファンドや機関投資家が利益を追求するために積極的に活用しているのです。

このような前提で動き続ける相場であなたが勝つためには、大口によるAI投資・トレードの手口を理解し、対策を練っておく必要があります。

そこで、AIによっていかにして機関投資家が投資(トレード)を行い、個人投資家の資金を狙っているのか、詳しく解説します。
当記事を読めば、AIによってあなたのポジションが損切りさせられてしまう理由について気づきを得られるはず。

「AI×投資」について詳しく理解を深め、現代の金融相場に一個人の投資家・トレーダーがどのように対応すべきかを知る手がかりとしてくださいね。

1. 大口による現代のAI投資にはどんな手法がある?

AI投資と聞いても、漠然としていてどんな取引が行われているのか、パッと思いつかないですよね。

ここでは、大口によって行われているAIトレードに関する3つの手法を詳しく解説します。

具体的には、

  • 条件の成立で発動するアルゴリズム取引
  • 狙い定めた価格帯で即座に注文を入れるHFT(高頻度取引システム
  • システムの組み合わせによって超高度化するAIトレード

と、実際の相場で日々行われている手法で、正確にはAIを活用した高度な取引モデルをご紹介。

各項目について、AIを活用した大口の投資方法についてチェックしてみましょう。

1-1. 条件の成立で発動するアルゴリズム取引

アルゴリズム取引とは、コンピューターによって組み込まれたシステムが「一定の条件を元に自動的な売買注文を仕掛けること」を指します。

アルゴリズム取引は、機関投資家が独自で開発したプログラムによって算出されるのが特徴。
主に、この売買注文方法では、株価の割安・割高やチャート形状、ファンダメンタルから判断してトレードが実行されます。

ただし、このプログラムが作動するための条件には非常に複雑な指標が織り込まれていることを抑えておきたいです。

以下、

  • 企業業績やメディアによる目標株価、競合企業との位置付け
  • 金利や債券、為替、商品、仮想通貨などの他市場との連関性
  • 国際政治や大規模経済政策、経済指標等による発表
  • チャートによる価格推移、各期間(短期〜長期)ごとのチャート分析等

上記のように、一部、または複数の条件を織り交ぜたプログラムによってシステムが作動しているのです。加えて、アルゴリズム取引を行うことで大量の注文を細かく発注させることも可能。
自らの資金によって価格のボラティリティ(価格変動)を上げてしまうのを防ぐためにも、自動的に執行されるアルゴリズム取引は重宝されているのです。想像に難くないことですが、アルゴリズム取引が行える大口は一般の投資家よりもいち早く有利な条件で発注可能です。
プログラム化された条件に基づいて即座にシステムが反応するため、アルゴリズム取引は大口にとって強力な取引ツールなのです。

1-2. 狙い定めた価格帯で即座に注文を入れるHFT(高頻度取引システム)

HFTとは、「High Frequency Trading=高頻度取引」と呼ばれるように、良質な通信システム環境と演算処理能力の高いコンピューターによって行われる瞬間的に、かつ大量の取引が行われるシステム。

先ほどご紹介したアルゴリズム取引をより補強する取引システムであり相場で行われる取引速度は「10億分の1」とまで言われています。

なぜ、これだけ驚異的な早さで取引を行うのか?

それは、HFTを利用することで小口注文による瞬間的な取引でも僅かな価格差で利益を出せるため。
1回あたりの取引金額は少ないものの、取引頻度が大量であることから、一般投資家が絶対に真似できない強みがあります。

結果、HFTを利用した大量取引では利益をコツコツと積み重ねることができるのです。

その上、多くのHFTには一般投資家が発注する瞬間を狙って少しでも彼らより有利な価格帯でエントリーできるプログラムも組まれています。

瞬時にエントリー&利益確定を行うHFTのアドバンテージは、非常に大きいことが分かりますよね。

瞬間売買を大量にこなすHFTは、近年の金融相場において流動性をもたらす存在。
しかしながら、エントリー・利確と、細かな反対売買による流動性を提供する一方、一定の条件下では注文が偏るために過剰な急騰・急落が発生することもあります。

いわゆるフラッシュ・クラッシュ(相場が瞬間的に大きく動くこと)と呼ばれるような価格変動は、要人発言やテロ、戦争、などの国際的な動向によってHFT業者のプログラムが一方向に偏りがち。

連鎖的に価格が一方向に動いてしまうリスクがあることも、把握しておきましょう。

1-3. システムの組み合わせによって超高度化するAIトレード

アルゴリズム取引やHFTの概念について触れましたが、近年のAI投資は両者のいいとこ取りをした独自の売買戦略を取った投資モデルが主流になりつつあります。

というのも、大口によるAI投資は、プログラムを構築してすぐに効果が出るものではありません。

機械的なトレードを繰り返すアルゴリズム取引や個人トレーダーが到底敵わない速度で取引するHFTは、確かに革新的なツールです。
実際、多くのファンドや投資銀行では人間が行うトレードは減少し、コンピューターによる売買が主流になっています。

ですが、ファンダメンタル・テクニカル分析と相場環境の変化に応じて、大口はプログラムの調整を行う必要があります。
これは、世界中にインパクトをもたらす情報が出回った際や市場に大きな影響を与える情報が出た際の対応が求められるため。
それに、時代の変化に応じて大きくトレンドが変わるため、常に国債市場や特定銘柄に関する情報リサーチは欠かせません。

そんなAIによる投資を支えているのが、ディープラーニング(通称:機械学習)です。
絶対的な相場予測はできないものの、相場に影響を与えるとされる指標を取捨選択し、過去における膨大なデータを取得した上で取引に活用しています。

大口が力を入れているのは、まさにこのような膨大な情報を蓄積するビックデータの収集です。
あまりにも複雑な集計方法、及び投資戦略への組み込みを行っており、プログラムによってAI投資の売買戦略は幾つもの種類に細分化されます。

一例として、下記のような「A〜Cモデル」に分類した定量モデルを用意。

 

Aモデル 某国の大統領が発言した際の株式が買われ、債券が売られる傾向
Bモデル 某国の大統領が発言した際の株式が売られ、債券が買われる傾向
Cモデル 某国の大統領が発言した際はゴールドを買われる傾向

そして、これらの定量モデルを過去の膨大なデータから分析し、他の要素(経済指標や金利変動、他市場の動向など様々)も組み合わせてプログラムを組成します。

*上記のモデルはあくまで一例で、多角的な観点から分析したデータを複合的に組み合わせてプログラムは構築される。

さらに、各銘柄や指数の値動きに応じて売買するHFTの改良も常に行われているのです。

こうしたオリジナリティのあるAI投資モデルは、大口による分析、意思決定によって行われており、人間の頭脳を介したアナログな側面があるとも解釈できますね。

とはいえ、人智をはるかに超える情報量とスピードによって取引が行われているのは明らかで、今後もより高度化したAIによる投資は盛んになることを忘れずに覚えておきましょう。

2. 目的は昔と変わらない?大口がAIを用いて投資をする本質的理由

ここまで、大口によって行われる主なAI投資の種類についてご紹介しました。

が、そもそもなぜ、大口はAIを用いて投資するのでしょうか?

「何を今さら、、」

「もちろん、大口がAIを利用して自動的に利益をあげられるからでしょ」

なんて答えが返ってきそうですが、「大口がAIを利用することで、自動的に楽をして利益を上げられる」だけが理由ではありません。

というのも、大口がAIを用いて投資をするに至ったのは、「大量の玉を、より安く拾える=平均取得単価を下げれる」ため。

そして、結果として「割安な価格で拾った玉は高値で決済・利益確定できるから」というのが本質的な理由。

これって、勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、昔から大口が行ってきたことでもあります。

大量の資金で運用する大口は、安く拾っても高値で売れなければ損失にすらなってしまいます。
ここではAI投資だけに限らず、一般的になぜ「大口が安値で拾って高値で売りたいのか?」について詳しく解説していきます。

2-1. 大口の玉は大きいから平均取得単価を下げる必要がある

一つ目の理由としては、大口の保有している玉(ポジション)は大量になるため、できるだけ取得単価を下げたい思惑があるため。

大口が、大量の資金を用いて一気に買ってしまうと価格は暴騰しますが、自分で利益を出して売り抜けるのは難しくなりますよね。

なぜなら、暴騰した価格に飛びついたトレーダーの玉よりも、大口の玉が多ければ高値で売れる確率は非常に低いためです。
しかも、安値で仕込んでいた他のトレーダーも「売りたい」と利益確定を考えるため、結局価格は下がってしまう(暴落すらあり得る)から。

AIを駆使したプログラム売買によって、チャートの上げ下げを形成。
そして、大口の平均取得単価を下げれる価格帯まで安くなるように価格誘導し、反発からの上昇まで自動的に価格形成を行おうとするのです。

「確実に利益が出ると推定される価格帯まで下げる」

そんなAIのプログラム売買が、いかに強力なツールであるか分かりますよね。

2-2. 素人が抱えている含み損の玉(ポジション)を投げさせたい

AIを駆使する、しないを問わず、大口は素人の高値圏で含み損を抱えているポジション(玉)は投げさせたい思惑があります。

なぜか?

それは、素人が含み損のポジションを投げない限り、大口が上に持っていったところで利益をあげられないため。

「でも、大口は既に安値でポジションを集めているのだから、十分に利益が出ているのでは?」

と、思うかもしれません。

では、下記の画像のように、あなたが高値圏で含み損を抱えてしまったとしましょう。

その後、下落していたチャートが盛り返して上昇を始めたらどんな気持ちになります?

「よっしゃ、助かった!買値まで戻ってきたから撤退しよう」

なんていうように、「やれやれ売り」をしてしまうことでしょう。
もしそうであるなら、あなたのの含み損はきっと助かりますね。

でも、相場を動かす大口投資家が、個人トレーダーによる「やれやれ売り」を食らうのは絶対に避けたいこと。

大口は、圧倒的な資金力で相場を動かしているため、大量の玉を捌く(利確)には、さらに上への価格帯までもっていく必要がありますね。

そのため、素人トレーダーによる含み損は必ず解消することで、上値を軽くしておきたいと大口は考えます。

そこで、取られる方法が「急落」や「レンジ相場でのブレイクからのだまし」。

下記の画像をご覧ください。

あなたが「赤枠の上ヒゲ」でポジション取ってしまったとしましょう。
もし、次のローソク足でここまで急落が起きたらあなたは持っていられますか?

心理的に、平常心でいられますか?

間違いなく、天を仰いでお祈りをするしかないでしょう。
多くの場合、素人はダラダラ下げには耐えても急落には心理的に怖くなってしまい、手放してしまう傾向があります。

ですから大口は、含み損を抱えていえる素人トレーダーの玉を解消するためにも、売り仕掛けや直近の最高値で多めの利益確定を行うのです。

また、上図のように、レンジ相場が形成されていると気づいてサポートライン付近でエントリーしたとします。

でも、サポートされるはず、しかも上昇していいチャート形状(上昇トレンドにおけるトライアングルなのに!)なのに、下にブレイクしてしまいましたね。

あなたなら、ここで損切りしますか?

上がると思っていたはずのチャートが下抜けなんて、信じられないですよね?

迷うけど、このまま下がってしまったら怖いから損切り!

と、った矢先にレンジに戻ってきて、さらには上抜けする「だまし」だった、なんてこともある訳ですね

レンジ相場のため、急騰による飛びつき買いで発生したしこり玉ではないにしても、素人トレーダーが目安としている価格帯は狙われます。

主に、この二パターンによって素人の玉は解消され、上値の軽い真空地帯が生み出されるのです。

【コラム】しこり玉の基本的特徴とAIの関与とは?

しこり玉とは、価格の急騰・急落に飛びついてしまったトレーダーのポジションが、損切りできずに含み損として大量に溜まっていることを指します。

上値に溜まっているこのようなしこり玉は、個人トレーダーによるポジションが多く、大口が上昇した価格で売り抜ける(利益確定)には邪魔な存在です。

したがって、ボラティリティから集計したり節目の価格、出来高等から分析し、売買するプログラムによって価格調整を意図的に行います。

この際、ほぼ間違いなく、高値や安値で保有しているハイレバレッジなトレーダーのポジションがカット(損切りやロスカット)されるまで売買は行われます(先ほども説明しましたが)。

実際、あなた自身がそんな経験をしたことはありませんか?

「流石に反発するだろうと思っている価格帯だったのに、下割れしてしまった…」

このような場合、プログラムによってどこまで下げれば「しこり玉」が精算されるかをプログラムは察知しています。
あなたの玉が解消された後、上値の軽くなったチャートは綺麗に上昇への動きを見せ始めるのです。

ちなみに、短期であれ、長期であれ、プログラム取引による急落や長々と続くダラダラ下げは起きます。
上値を軽くするまで、大口のAI売買によって「しこり玉」の解消は続くと抑えておきましょう。

人よりも正確に行う、AIを活用した自動的な取引の魅力でもありますが、個人トレーダーにとっては脅威でしかありませんね。

【関連記事】しこり玉の見分け方をマスターして高値掴みを回避!特徴と対策を解説

2-3. 過去データを参考に限りなく優位性の高いトレードをしたい

AI投資における強みは、他にはない圧倒的な情報量による優位性の確保にあります。
しかも、HFTによる超高速取引によって「買い」でも「売り」でも利益を徹底的に追及できるシステムがあるということ。

個人トレーダーが同じことを真似しようとしても、まず実現不可能な取引スタイルが構築されていると分かります(最近では、個人向けのAI取引も提供されているが、大口と比較すると資金量や使用しているプログラムのように柔軟性のあるものではない)。

過去データを参考に、精度の高い取引が実現できるAIトレードではリスク・リターンの分析を半自動的に行いながら、淡々と利益を取ることに長けているのです。

例を挙げるとなるとキリがないですが、特定の銘柄に関連した情報の蓄積から業績に影響を与える需給関係まで、予測できてしまうです。

もはや、チャートの上げ下げをテクニカル分析だけで予測するという話ではなく、投資する企業よりも正確に売り上げや投資家からの注目度まで数値化して推測できてしまうのです。
短期から中期、長期と、AIプログラムが構築する投資モデルを活用することで、市場の中心的な存在として君臨しているのです。

こうして、データを活用したAI投資によって大口が有利にトレードを進められるのです。

3. (後追いせよ)大口のAIトレードに対処するための柔軟な考え方

大口のAIトレードにおける特徴についてご紹介しましたが、一般の投資家・トレーダーが同じような真似をするのは不可能に近いことが分かったと思います。

それでは、相場を動かす大口のAIトレードにどうしたら対応できるのか、この章では対策となる考え方と対策をセットで解説します。

3-1. 大口は素人の動きを見通していることを前提として把握する

先ほども説明したように、大口は安い価格で拾い集めた大量の玉を、なるべく高い位置(高値)で売りたい思惑があります。
ゆえに、いかに大口が利益を上げられるチャートに誘導していくかを意識する必要があります。

そして、素人トレーダーの動きを監視するためには、

  • 注文を入れている価格帯
  • しこり玉の溜まっている箇所
  • 多くのトレーダーがロスカットラインになる価格

など、素人トレーダーが保有しているポジションは全て把握されているのです。

加えて、こういった情報は大口のプログラムによってデータが集計されおり、即座にAIトレードの判断材料になります。

素人トレーダーがこれらに対応して、利益を上げるのがいかに難しいか分かりますよね。

3-2. 中途半端なエントリーは全てロスカット対象になる

こうした前提がある上で、もし素人トレーダーが安易に「割安な価格」と判断してトレードしてしまうと大火傷を追ってしまいます。

「反発したと思って、自分が買った瞬間に下がってしまった」

「もういいや、と思って投げたら今度は上がっていってしまった」

こんな経験をしたことがあるかもしれませんが、大口のAI売買では敢えてあなたのポジションを解消させる動きを発動するということ。

その理由は、何度もくり返しになりますが「大口が、あなたが投げた玉を安く拾いたい」から。

ですから、あなたができることは大口の動きに対して同じ方向についていくこと。

いくらAIトレードといえど、昔も今も大口が演出するチャートの動きには同じ意味があります。
素人が安易にエントリーしたポジションを解消し、より優位性の高い価格で大口がエントリーして相場を動かすことを忘れずに抑えておいてください。

また、AIトレードだけでなく相場を動かす大口の相場観については、「(勘違いしてない?)反発を確認しただけの安易なエントリーを避けるべき理由」をご覧ください。

3-3. 出来高とその他条件から大口の動きを察知してエントリーする

「AIを用いた大口の投資に対抗するため、自分も高度なAIツールを使用すべきか?」

なんて、考えてしまいがちですが具体的な対策は、アルゴリズム取引やHFTなどに真っ向から対策をすることではありません。

データや瞬間的なトレードではまず勝てないことを覚えておくこと。

そして、これらの対策として「出来高」を中心としたその他条件による分析です。

例えば、このような急騰では力強い価格上昇と共に、出来高も付いてきます。
一方、これらの高値圏では素人トレーダーによるしこり玉も同じく発生。

解消するためには、あの手、この手で「ふるい落とし」が行われるのです。
その際、AIによる自動的な売買で意図的に価格の吊り上げ(だまし)や急落、だらだら下げによって素人のポジションをカットします。

素人トレーダーが玉を離すと上値の価格でのしこり玉(ポジション)も解消されるので、小さな資金でも価格上昇できてしまいます。

対策としては、しこり玉の溜まっている出来高の確認から解消位置、価格調整、時間調整など複数の条件を参照にしてからエントリーを検討すべき。
必ず大口の目線と合うことは滅多にないですが、決して彼らと遠くない視点でエントリーできれば利益を上げるためのトレードができます。

尚、こちらにて、しこり玉の解消や詳しい出来高の確認方法について解説しているので、詳細をチェックしてみてください。

4. まとめ

今回は、大口が主流としている投資方法であるAI投資・トレードについて概要や種類、目的まで解説しました。

かつての機関投資家やヘッジファンドといえば、精鋭のトレーダーが取引をしてきましたが、現代においては人を介したトレードはほとんどない現実。

コンピューターによる洞察に富んだデータ分析・収集。
その上、数多のプログラムからテストして自然淘汰的に生き残ったAI投資モデルの構築は、金融市場を動かす動力源になっています。

大量の資金を扱うAIトレードが加速しているなか、個人トレーダーが生き残るためにも敢えて、初歩に戻った相場の見方を養ってみてください。

当記事でご紹介した内容と伏せて、以下の記事もセットで読むことであなたのトレードに気づきを得られるはず。

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